
youtubeで動画を観ていると、突然広告が入ることがあると思います。
時にはその広告にうっとうしさを感じることもあるのですが、最近多いのが「あべりょう」というアーティストの広告です。
ほとんど実態が掴めていない「あべりょう」ですが、一体何者なのでしょうか?
今回はその「あべりょう」についてまとめてみました。
あべりょう・・一体何モノなのか。。。?
昨年あたりからよく見るようになったあべりょうの広告動画。
政治や社会、そして世界情勢に対する独自の風刺を交えた歌詞で構成された曲が流れるのを見たことがある人も多いと思います。
しかし、アーティストであるあべりょう本人に関してはほとんど情報がなく、何者なのか分かっていません。
現時点で分かっているのは、地下室氷河期委員会という集団に属しているらしいということ。
もっとも、この地下室氷河期委員会という組織自体、どのような組織なのかはっきりしてません。
広告の本数が非常に多いことからそれなりの資金力があることが想像されるのですが、その活動資金が地下室氷河期委員会からの収入によるものなのかどうかも分かっていません。
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あべりょうは歌手なの?
そんなあべりょうですが、実はアーティストとしての活動は以前から行っていたようです。
<過去にリリースされた曲> (Wikipediaより)
1st 2010年11月1日 ピエロ
2nd 2012年2月15日 東京ベクレライ
3rd 2012年4月11日 コスプレコンプレックス
4th 2012年8月1日 AK-47
5th 2012年6月6日 神がかりっしゅ
6th 2012年7月25日 物体SEX
7th 2012年8月22日 時速10万kmの円周率
8th 2012年8月22日 幸せの定義 若大将のゆうゆう散歩エンディングテーマ
9th 2012年10月17日 青年海外協力隊の唄
10th 2012年11月28日 一夫多妻宣言
11th 2012年12月26日 東京ジルコニウム
12th 2013年2月6日 明日も歩くよ若大将のゆうゆう散歩エンディングテーマ
13th 2013年10月9日 市場を歩こう 若大将のゆうゆう散歩エンディングテーマ
3曲が「若大将のゆうゆう散歩」のエンディングテーマになっていますが、この番組の放送局が政治批判の多いテレビ朝日系列というのも、あべりょうの曲の風刺を考えるとなんとなく納得できますね(笑)
また、フジテレビのテレビ番組「志村笑!」のエンディングテーマになった局もあります。
それがこちら↓です。
https://youtu.be/sNoa_ib8Dok
こちらの動画であべりょうの名前が知れ渡ったといっても過言ではないでしょう。
ちなみに、この動画のキャラクターが赤ずきんを被っていることから、あべりょう=赤ずきんというイメージが定着したと言われています。
あべりょうがうっとうしいと感じる理由は何?
さて、これらのあべりょうの動画ですが、「うっとうしい」という批判が大変多く寄せられているようです。
というのも、非常に広告の本数が多く、様々な動画の冒頭に流れるからです。
たしかに、普通にテレビを観ていても同じ広告が多すぎるとうっとうしいと言われてしまいますよね。
有名な例としては、東北大地震の直後、多くのスポンサーが広告を自粛したため、テレビ番組のCM枠ではACジャパンのCMが頻繁に流れ、視聴者から「うっとうしい」と言われたことがありました。
それと同様にあべりょうの動画もあまりにも回数が多すぎるのかもしれませんね。
また、曲調こそポップですが、その歌詞は全体に渡って社会を痛烈に批判したものなので、そこに不快感を覚える人も多いようです。
もっとも、この痛烈な批判に爽快感を覚える人もいるようで、
「なかなか言えないことをズバッと歌詞にしてくれる」
「毎回歌詞の内容が楽しみ」
といったような好意的な意見があることも事実です。
これは毒舌キャラのタレントが指示されるのと同じ現象かもしれませんね。
あべりょうの新曲は?「意識高い警報」のMV動画!
さて、あべりょうが4月下旬にまた新曲を発表しました。
タイトルは『「意識高い警報」発令』です。
この曲の中で、youtuberとして成功する確率と宝くじがあたる確率は同じだとしていますが、自らもyoutuberとして収入を得ていることを考えると、上から目線の風刺ではなく、自分自身も社会の歯車の一つであることを認識した上でのやり場のない批判がこめられているように思います。
また、『「意識高い警報」発令』の前にリリースされた『愛玩動物』では、女性を売り物にするビジネスを痛烈に批判しており、あべりょうの中にフェミニストとしての一面があることが伺えます。
そのため、この曲は女性からの支持が多いようです。
まとめ
謎のアーティスト・あべりょう。
ポップな曲調と風刺の効いた歌詞が特徴ですが、それ以上のことはほとんど分かっていません。
動画広告が非常に多く、「うっとうしい」と批判されることがある反面、「言いにくいことをズバッと言ってくれる」と応援する人もいるようです。
表現の自由の範囲において、どこまで深く日本社会にメスをいれらるか。
その内容次第では今後さらに人気が高まっていくかもしれませんね。
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