サマータイムとは!分かりやすく簡単に!2時間繰り上げの影響は?

 

オリンピックに向けた動きが慌ただしくなってきましたね。

ついに、政府与党が2020年夏に行われる東京オリンピック・パラリンピックにおける暑さ対策としてサマータイムを導入する検討をはじめました。

アメリカなんかではサマータイムがあるというのはよく聞きますが、実際ところどういった制度なんでしょうか?

そして、今の日本でこれから行われるとすると、どういった影響があるのでしょう?

しかも・・2時間繰り上げなわけですから、ある日を境にして2時間時計を早くしなければならないわけですよね。

サマータイムについて、わかり易く簡単に説明すると共に、2時間の繰り上げた生活というのがどういったものなのか、影響を考えてみました。

 

 

東京オリンピックに向けたサマータイムの導入を検討開始!

 

サマータイムとは!分かりやすく簡単に!2時間繰り上げの影響は?

 

今年の夏は本当に暑い。

酷暑です。

年々暑さがひどくなっているように思います。

そして、暑いかと思えば、やってくる豪雨。

完全に熱帯雨林に近い気候・・亜熱帯な気候に変動しているのではないかと思えるほどです。

そんな日本で2020年、あと2年後に東京オリンピックが開催されます。

そして、この酷暑対策として考案されたのが、サマータイム導入!

これまで、オリンピック開催以外においても、様々な局面でサマータイムの導入が検討されかけましたが、いずれも国民生活への影響が大きいとして導入されてきませんでした。

 

しかしここに来て、この酷暑対策として政府与党がサマータイムの導入に向けた検討を開始、議員立法として成立させる方針で動き出しました。

 

サマータイムとして導入される前倒し、すなわち時間の繰り上げは2時間!

そして、サマータイムが導入される期間は6月~8月を軸として数ヶ月間というものですが、2019年にもテスト実施し、その上で2020年のオリンピックを迎えることを想定しているようです。

 

 

日本版東京オリンピック向けサマータイムとは!わかり易く簡単に!

 

サマータイムとは!分かりやすく簡単に!2時間繰り上げの影響は?

 

海外ではよく聞くことのあるサマータイム。

今回日本がオリンピックに向けて検討を開始したサマータイムとは一体どういうものなのでしょうか?

わかり易く簡単に説明しましょう。

 

サマータイムとは!簡単に!

では、まずサマータイムの定義から確認しましょう。

サマータイムとは

昼間時間の長い夏季の一定期間、国や地域単位で、標準時を1時間進めた時刻を使用すること。時刻を早めることによって、明るい時間を有効に利用し、省エネルギーに結びつくとされている。また、余暇の時間が有効に活用されるなどの結果、経済的効果もあるとされる。
第1次世界大戦中、節電の必要に迫られたドイツが1916年4月30日午後11時から10月1日午前1時まで導入したのが最初である。これを契機にヨーロッパ主要国に広がり、その後、米国、カナダ、ニュージーランド、南アメリカの多くの国々が採用した。現在、世界でサマータイムを実施している国は約70カ国ある。

※出典元:https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0-69722#E7.9F.A5.E6.81.B5.E8.94.B5

 

サマータイムを簡単に言ってしまうと、「夏は日の出が早く早く明るくなるから早く活動しましょう」ということになると思います。

早く活動することにより、いくつかの利点がありますよ!ということですね。

海外では「1時間繰り上げ」するのが主ですが、今回東京オリンピックに向けて日本が検討を行っているのは、「2時間の繰り上げ」。

2時間というのは結構大きいですよ!

 

サマータイムが実施されて、2時間繰り上げってどういう意味?

 

サマータイム実施時に2時間繰り上げるということは、どういうことか簡単にご説明しましょう!

例えば、今は午前9時だとします。

明日からサマータイムだとしたら、今日の午前9時だった時間が明日から午前11時になります。

逆の言い方をすれば、今日午前9時だった時間は、サマータイム導入後の明日は、今日の午前7時が明日から午前9時になるということです。

サマータイム導入時の時計の針の操作イメージとしては、サマータイムが導入された日付になったら、時計を2時間進める・・という対応が必要になるわけです。

そうすると、サマータイム開始日は1日が22時間。

サマータイム終了日は1日が26時間ある計算になります。

なんだかオトクなような・・損しているような・・・複雑な気分ですね!

 

 

サマータイムの効果を簡単に説明!

それでは、サマータイムを導入した場合の効果を簡単に確認してみましょう。

 

サマータイムのメリット
  • 省エネルギー
  • 経済の活性化
  • 余暇時間の有効活用

【省エネルギー】

サマータイムとして活動を開始する時間を2時間繰り上げることで、電気や空調費用などの省エネルギーが促進される・・という事ですね。

既に太陽は昇っているので、涼しいうちから行動を開始すると、省エネルギーにつながるという理屈は、まぁわかるような気がします。

 

【経済の活性化】

会社の始業時間もサマータイムに合わせて必然的に2時間繰り上がります。

そうすると必然的に就業時間も繰り上がる為に、就業後の太陽の下での活動時間が長く出来るため、経済の活性化につながる・・・・ということです。

しかし、まだまだ明るいから仕事しよう・・・という会社も多く出るのではないかと思うと、残業時間が伸びる・・という事も懸念として出てくるのではないかと考えます。

かのプレミアムフライデーにおいても、経済波及効果は目論見通りに生まれていないことを考えると、ちょっとのぞみは薄いようにも思います。

もちろん、実施している企業自体が10%程度というアンケート結果もありますので、世の中の時間そのものを繰り上げるということとは施策として本質的に異なるとは思いますけど・・・

 

【余暇時間の有効活用】

サマータイムによって2時間繰り上がるから、2時間就業が早いので、その分余暇の時間が楽しめるでしょ・・という理屈ですね。

経済の活性化の部分とかぶってしまいますが、本来24時間しか1日の時間は存在していないので、仕事をしている時間は変わらず、仕事を終えて帰宅する時間も基本的には変わらないわけです。

そうすると、就業後に外が明るかろうが、暗かろうが、帰宅後にすることはあまり変わらないように思います。

持ちろん、帰宅後には暗いから●●ができなかったけど、帰宅時に明るければ・・・という潜在的な欲求を普段からお持ちの方は便利に使えるかと思います。

・・がそもそも帰宅時間そのものは変わらないですから・・・なかなか難しいところかと思います。

 

【参考資料】

 

環境省によるサマータイムの資料がいくつか存在しています。

オリンピックに向けてという主旨ではありませんが、サマータイムとはどういうもので、どういった効果が見込めるのか、という点など説明してありますので、ご興味のある方は御覧ください。

 

以下2点のリンクをクリックすればPDFが開きます。

 

環境省によるサマータイムの説明資料1(過去のものです)

 

環境省によるサマータイムの説明資料2(過去のものです)

 

 

 

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アメリカや各国で行われているサマータイムはどういった内容?

 

欧米諸国でのサマータイムとは一体どういったものでしょうか?

実施国などを確認しておきましょう。

 

  • ヨーロッパ各国(一部除く)
  • カナダ(一部除く)
  • アメリカ合衆国(一部除く)
  • メキシコ(一部除く)
  • オーストラリア(南東部のみ)
  • ニュージーランド(一部除く)
  • ブラジル(一部除く)
  • チリなど

 

概ね、日照時間が長くなる赤道から遠い国でサマータイムが実施されているようです。

経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国の中でサマータイム制度を導入していない国は、日本、韓国、アイスランドの3カ国のみとなっているようです。

 

実は、日本でも過去3年間だけサマータイムが実施されていたことがあるんです。

戦後の1948年から1951年の3年間だけですが、エネルギー事情が悪化していた為、GHQの指示により実行されました。

しかし、開始から3年後、改めて議論し世論調査をした結果、53%の国民がサマータイムを辞めたほうがよい、という世論だったのと、エネルギー事情が改善したために、廃止されました。

 

 

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日本がオリンピックに向けてサマータイムを導入する理由は何?

 

サマータイムとは!分かりやすく簡単に!2時間繰り上げの影響は?

 

日本では、2020年の東京オリンピックに向けて、2019年の6月ごろから8月の数ヶ月を2時間繰り上げる方向で検討が開始されています。

サマータイムが必要だと認識されたのは、この酷暑だから、です。

競技をしている時間、暑すぎるから、涼しい時間から競技を開始したい・・ということになりますね。

しかし、昼間の時間はあまり変わらないわけなので、どのくらいの効果があるのか正直わかりません。

 

導入すれば、午前7時スタート予定のマラソンが、もっとも涼しい午前5時スタートとなり、日が高くなる前にレースを終えることができる。

出典元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180806-00000011-san-pol

 

確かにマラソンはそうかも知れませんが、その他の競技はどうなのでしょうか?

結局の所昼間はこれまで通り暑いわけですから・・・

一部競技は涼しい時間にできる・・という効果はあるとは思います。

 

 

オリンピックを秋にすることはできないの?

 

ワタシ思うのですが、そこまでして夏にオリンピックをやらなければならないのでしょうか?

夏暑いのは当たり前だし、その暑さが尋常じゃない・・ということであれば、秋にやれば住むのではないかと思うのです。

イカンのでしょうか?

沢山の競技がありますが、それらの国際大会の日程がずれる・・などの影響はあるのかも知れませんが、2年後なので、スケジュールの調整も可能なのでは?とも思ってしまいます。

 

秋の開催をすればいいのでは?と思っている著名人の方も多くいらっしゃるようで、なぜ真夏の8月にオリンピックを開催しなければならないのか、ちょっと調べてみました。

その結果・・・

IOC(国際オリンピック委員会)の収入源となるテレビ放映権料、すなわち欧米のスポンサーやテレビ局の意向が働くからなんだそう。

9月になると、欧州においてはサッカーのチャンピオンズリーグ、そしてアメリカではフットボールのシーズンが開幕する・・・

だから、9月にオリンピックをすると他の主要なスポーツイベントとぶつかってしまう・・というのがその理由のようです。

それって、要するにお金の為ということですよね。

スポーツイベントとしてなにもない8月、ここでやってほしいわけですね。

熱中症予防のため運動中止・・よくスマホに通知されてきますよね。

そういった気温の中で炎天下のもとマラソンしたり、競歩、ビーチバレー等多様な種目の競技が行われる訳です。

暑さによるコンディションの乱れなどにより、期待通りのパフォーマンスが出せない可能性も高くなります。

スポーツの祭典・・なのであれば、パフォーマンスが最大になる可能性の高い秋にやるべきだと思いますが・・

しかし、現実はそうではなく、経済的合理性のために8月にオリンピックを行う必要があって、そのために日本でサマータイムが導入される・・・という少々納得の行かない理由であることが解ってしまいました。

 

 

オリンピックの競技開始時間を前にずらすことはできないの?

 

では、8月に開催しなければならない、というのは大人の事情があると理解したとして、サマータイムを導入しなければならないのか?という疑問。

すなわち、日本の時間はそのままにして、オリンピックの競技時間を2時間前倒しでやればいいのでは?

という疑問。

制度としてサマータイムを導入して、国民全員の生活へ影響を及ぼすのではなく、オリンピックの競技時間だけ2時間早くやってしまえばいいのでは?

マラソンするのに暑いのであれば、競技開始時間を2時間繰り上げて実行すればよいだけ。

なにか問題が生じるのでしょうか?

早くて国民が起きていないから?

だとしても、オリンピックのマラソンが見たい人は、朝早く起きて見に行くでしょうし、TVを見るかどうかだって同じことだと思います。

なぜ、国民生活に影響を及ぼしてまでサマータイムを導入しようとするのか・・・私には理解が及びませんでした。

 

 

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サマータイムで2時間繰り上げの影響とは

 

サマータイムで2時間ほど時間を繰り上げる、簡単に言うことはできますが、国民生活への影響は避けられませんし、準備に必要な対応も膨大なものになることが予想されます。

 

これまで日本ではサマータイムを実施していなかったわけですから、時間という概念で動いているモノ全てに対して対応が必要になります。

性格に表現すれば、対応が不要なものもあるはずですが、対応が必要なのか不要なのかを調査もしなければなりませんし、その対応も必要になります。

電力メーターやコインロッカー、タクシー、そして信号機、さらには各企業で動いているコンピュータシステムやインターネットを支えてる様々なサービス等・・・

もちろん、上記で上げたのは一部ですが、これら全てに対して何らかの対応が必要になってきます。

そもそも2019年には元号の変更によるシステムの改修作業なども行わねばならないため、IT業界のエンジニアは、それどころではない・・といったところでしょう。

そして、人手不足だけではなく、対応に伴う改修費用も必要となります。

 

2002年の検証記事のようですが、とても詳細に記載されています。

金銭的な部分を一部抜粋しました。

 

<1>金銭的コスト負担
サマータイム制度導入に伴い直接的に金銭的コスト負担が必要となるものを、全省庁及び主要産業界からのヒアリング結果等に基づき試算を行った。ハードウェア改修費とソフトウェア改修費に大きく整理して集計すると総額で約1000億円(考え方によっては850億円)のコスト負担が見込まれる。

出典元:https://web.archive.org/web/20001205001800/http://www.kokuminkaigi.gr.jp:80/genan/genan4_4.html

 

これだけの影響を出してまで本当にサマータイムを実施するべきなのか・・・

サマータイムの導入ありきではなく、真摯に課題と向き合って検討してもらえることを信じます。

 

 

まとめ

 

皆さんはどのように感じられましたでしょうか?

本当に夏にやる必要があるのか?

競技開始時間を2時間前倒しにすればよいのではないか?

この2点のどちらかを解決すればよいように思えてなりません。

 

東京オリンピックが行われること自体はポジティブに受け止め、協力をしてゆかなければならないとは思いますが、サマータイムの実行ありきではなく、ゼロベースで対処方法を考えて頂きたい・・・

ライフワークバランスと組み合わせて余暇時間が・・経済効果が・・などの話が合わさって議論されることになるのでしょうね。

しかし、それは問題の本質ではなく、暑さをどう凌ぐのか・・という問題だけのはずです。

問題の本質を見失い、問題点をすり替えた対応をするべきではないとワタシは思うのです。

そうならない検討を行って頂き、納得できる結果を出していただきたいな、と思います

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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